2021-06-15 第204回国会 衆議院 本会議 第34号
最近は、近代化とグローバル化のスピードが速く、コンピューター技術など自動化の生産技術そのものも大幅に向上し、大量生産に限れば、新興国が先進国に追いつくまでのタイムラグが著しく小さくなっています。 その結果、こうした分野では、供給過剰に陥りやすく、供給過剰は当然に価格の低下をもたらしますから、グローバル化によって、世界経済はデフレに陥りやすい状況が常態化しています。
最近は、近代化とグローバル化のスピードが速く、コンピューター技術など自動化の生産技術そのものも大幅に向上し、大量生産に限れば、新興国が先進国に追いつくまでのタイムラグが著しく小さくなっています。 その結果、こうした分野では、供給過剰に陥りやすく、供給過剰は当然に価格の低下をもたらしますから、グローバル化によって、世界経済はデフレに陥りやすい状況が常態化しています。
そうするときに、一つは、生産技術そのものに関してはノウハウというのは絶対的に不足しているはずでありますし、また、これまで参入した企業というのは、ある意味、今のところ条件不利なところ、あるいは狭小なところでやっていたりする場合も少なくないわけでございます。
で、しからば一体鉱工業生産技術そのものは一体どうなのか、こういうことになりますが、いわゆる武器あるいは装備生産、こういうことにはぴったりは合いませんけれども、このままの工業の技術あるいはその生産水準等から見れば、設備等の点から見ましても、指導よろしきを得れば十分必要なものも国内で調達し得る、こういうことになり得るのじゃないかと思います。
なお、本制度はJIS制度とは異なっておりまして、規格化、標準化ではなくて、高い技術水準への引き上げをもっぱらねらうものでありまして、高い目標水準を定めまして、工場全体の生産技術そのものを総合的に認定するところに特徴をもっております。 第十三条から第二十条までは、機械工業審議会に関する規定であります。